塗装が3年で剥がれた…よくある施工不良の原因と現場で使える見極め方

2026.04.30

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外壁塗装をしたばかりなのに、数年で塗膜が浮いてきた。剥がれてきた。そんな話、決して珍しくありません。

「塗装って10年もつんじゃないの?」と思っていたのに、3年も経たないうちに見た目が悪くなってしまった——これは運が悪かったわけでも、外壁材の問題でもないことがほとんどです。原因の多くは、施工の段階にあります

この記事では、外壁塗装が早期に剥がれてしまう主な原因と、業者選びや施工中に使える実践的な見極め方を解説します。複数社で見積もりを取っている方や、「どこに頼めばいいかわからない」と悩んでいる方にとって、判断基準のひとつになれば幸いです。

外壁塗装が3年で剥がれる、本当の理由

塗膜の寿命は塗料の種類によって異なりますが、一般的なシリコン塗料であれば10〜15年程度が目安です。それが3年、早ければ1〜2年で剥がれてしまうのは、塗料そのものの問題ではなく、施工プロセスのどこかで手が抜かれていることがほとんどです。

よくある原因は大きく3つに分かれます。

原因① 下地処理が不十分だった

塗装工事で最も重要な工程は、実は「塗る」ことではありません。塗る前の下地処理です。

外壁には長年の汚れ、コケ、カビ、旧塗膜の劣化などが蓄積しています。これらをしっかり除去・補修してから塗装しないと、どれだけ高品質な塗料を使っても密着性が上がらず、早期に剥離してしまいます。

具体的には以下のような工程が下地処理にあたります。

  • 高圧洗浄:汚れ・コケ・旧塗膜の浮きを除去する
  • ケレン(研磨):旧塗膜や錆を削り落とし、塗料が食いつきやすい状態をつくる
  • 下塗り(プライマー・シーラー):中塗り・上塗りの塗料を外壁に定着させる接着層

この工程をしっかり行うには、それなりの時間とコストがかかります。工期を短縮したい、材料費を削りたいという業者にとって、下地処理は「省きやすい工程」でもあります。見積書に「下地処理」の記載がない、あるいは工程が省略されているケースは要注意です。

原因② 塗り回数を省略されていた

外壁塗装は原則として「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。それぞれに役割があり、省略すると塗膜の強度や耐久性が大きく落ちます。

工程役割
下塗り外壁と塗料の密着性を高める
中塗り塗膜の厚みをつくり、耐久性を確保する
上塗り紫外線・雨水から塗膜を守る仕上げ層

問題は、見た目だけでは2回塗りか3回塗りかの区別がつかないことです。悪質な業者の中には、中塗りと上塗りを同じ塗料で行い、「2回塗っているから問題ない」と説明するケースもあります。しかし中塗りと上塗りは塗料の種類や粘度が異なる場合が多く、同じものを重ねるだけでは本来の効果が得られません。

見積書で「塗装工事一式」とだけ記載されている場合、塗り回数が明記されていないことがあります。必ず「何回塗り」かを書面で確認することが重要です。

原因③ 乾燥時間を守らずに重ね塗りをした

塗料には各工程ごとに「乾燥させるべき時間(乾燥時間)」が定められています。この時間を守らずに次の工程に進むと、塗料同士の密着が不十分になり、後から剥がれや膨れの原因になります。

乾燥時間は塗料の種類や気温・湿度によって変わりますが、一般的には各工程の間に半日〜1日程度の養生時間が必要です。工期を短縮するために乾燥時間を削る業者は少なくなく、見た目には問題がなくても、数年後に症状として現れてくることがあります。

施工中に気づけるサイン

「工事中は家にいないからわからない」という方も多いと思いますが、いくつかの確認ポイントを押さえておくだけで、手抜き施工のリスクを下げることができます。

① 工程ごとの報告・写真があるか

良心的な業者は、高圧洗浄・下塗り・中塗り・上塗りのそれぞれの段階で写真を撮影し、施主に共有します。写真が一切ない、最終仕上がりの写真だけというケースは、工程が省略されていないか確認したほうがよいでしょう。

② 足場上での養生・マスキングが丁寧か

塗料が付いてはいけない箇所(窓枠・換気口・植栽など)をしっかり養生しているかどうかも、施工の丁寧さを見る指標になります。養生が雑な現場は、他の工程も雑になっている可能性があります。

③ 工程表通りに進んでいるか

着工前に工程表を受け取っておき、実際の進捗と照らし合わせましょう。予定より大幅に早く終わっている場合、どこかの工程が省かれている可能性があります。

見積もり・契約前に見抜くためのチェックポイント

施工が始まってから気づくより、契約前に確認できることがたくさんあります。以下のポイントを業者に確認してみてください。

✔ 工程表を出してもらえるか

「いつ・何をするか」が明記された工程表を事前に提示してくれる業者は、施工の透明性が高いといえます。「だいたいこのくらいで終わります」という口頭説明だけの場合は注意が必要です。

✔ 見積書に塗り回数・使用塗料が明記されているか

「塗装工事一式 ○○円」という見積書は、何をどれだけやってくれるのかが不明瞭です。塗料のメーカー名・品番・塗り回数が記載されているかを確認しましょう。これらが明記されていれば、施工後に「言った・言わない」のトラブルも防ぎやすくなります。

✔ 保証内容が書面で確認できるか

「10年保証」と口頭で言われても、保証の対象範囲・条件が不明瞭では意味がありません。保証書を発行してくれるか、保証の対象が明確かを事前に確認してください。塗膜の剥がれや膨れが保証対象に含まれているかどうかが特に重要なポイントです。

✔ 現地調査をしっかりやってくれるか

写真や口頭だけで見積もりを出す業者は、外壁の状態を正確に把握できていない可能性があります。実際に現地に来て、外壁の素材・劣化状況・ひびの深さなどを確認してくれる業者を選ぶことが、適切な施工につながります。

雄美塗建が施工不良を出さない理由

雄美塗建では、上記でお伝えしたような手抜き施工が起きないよう、施工プロセスの各段階で品質管理を徹底しています。

まず、無料の現地調査を必ず実施します。外壁の状態を目で見て・触れて確認した上で、その家に合った施工方法と塗料をご提案します。写真だけ・外観だけで判断するような見積もりは行いません。

塗り回数については、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを標準としており、各工程で写真を撮影。施工後にお客様へご確認いただける体制を整えています。

また、色選びについても妥協しません。カラーシミュレーションだけでなく、A4サイズの実物見本板を作成してお渡しすることで、仕上がりのイメージと実際の色味のギャップをできる限りなくします。「思っていた色と違う」という後悔が起きないよう、打ち合わせの段階から丁寧にサポートします。

施工後の保証についても、内容を明確にした上で書面でお渡ししています。「何かあったときに連絡できる業者かどうか」は、長い目で見た安心感に直結します。

まとめ|「安さ」より「安心」で選ぶことが、結果的に得になる

外壁塗装の失敗で最も多いのは、「安い業者に頼んだら数年で剥がれてきた」というパターンです。再塗装にかかるコストと手間を考えると、最初からきちんとした施工をしてもらうほうが、トータルでは安くなることがほとんどです。

施工不良を防ぐために大切なのは、以下の3点です。

  1. 下地処理・塗り回数・乾燥時間が守られているか確認する
  2. 見積書・工程表・保証書を書面で確認する
  3. 現地調査をしっかり行ってくれる業者を選ぶ

「どの業者にしようか迷っている」「見積もりを取ったけど内容の比較がよくわからない」という方は、ぜひ雄美塗建にご相談ください。現地調査・お見積もりは無料で承っています。しつこい営業は一切行いませんので、まずは気軽にお問い合わせいただければと思います。


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